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■ ワクチンは誰のため?

こんにちは、いっちゃんです。


つい先日都内の大学生中心に麻疹(はしか)が流行する騒ぎがありました。

「はしかなんて昔の病気じゃなかったの?」
「何でこんなに大騒ぎになるの?」
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。


麻疹の人なんて、ここ最近はそうそうお目にかからない病気でしたからね。
しかし麻疹は未だに日本に存在しているのです。


そしてその理由こそ日本の予防接種の問題点なのです。


◎日本で接種すべき予防接種って何があるか挙げられますか?
◎ワクチンを自分は接種したかどうか覚えていますか?
◎ワクチンをうたずに病気になってしまった場合、どの病気にかかったか覚えているでしょうか?

 この問いかけに即座に答えられる人はおそらく小児領域に関わる医療従事者か、そうとうな予防接種マニアかもしれません(失礼)。


そもそも小児科以外の医者も予防接種をどう受けたらいいか知りません(笑)。
実際他科の医師から
「こどもの予防接種について聞きたいんだけど」
「三種混合ってなんだっけ?こくし(医師国家試験の略)で覚えたよなあ」
と聞かれる事はしばしばです。


つまり仕組み・制度が分かりにくいのです。


海外の先進国の人々はいちいち覚えているのか?
答えはYesです。

なぜならワクチンをうつ年齢を予め設定してしまい、
接種しなければ学校に入学できないようにしてしまっているからです。
そうすれば日本のようにうっている人、いない人を区分するのも容易なことです。
うたなくても学校のような集団生活を行う事ができる、
いつうてばいいか明確に分かりにくいことが日本の予防接種のひとつの問題点です。
 

また、海外では(一部違う地域もありますが)同じ日に2種類以上のワクチンをうつ事なんてザラです。
体温も測らず、予診表(接種前の質問用紙)すらない場合もあります。
何本もうつのが大変なため、麻疹・風疹・おたふくは1本に(MMRといいます)しています。
日本では90年頃に存在しましたが、死亡例などあり(因果関係は不明)中止されました。

体温を測定し37.5度以上は接種しない
カゼをひいていたら接種しない
けいれんを起こしていたので接種しない
原則1日1種類1本
と日本の方式でやっていると、病気がちなお子さんだったら接種する機会を失い、
あっという間に小学校入学です。

副作用をとるか、ワクチンの効果をとるかです。


日本ではMMR中止に代表されるように、副作用に重点がおかれ、
その為ワクチン接種率が低い状態になってしまいました。 
しかし予防接種の原則としては、個々の発症予防ももちろんですが、
今回のような集団感染の予防(みんなで接種をすることで流行を防ぐ)という考え方なのです。


今回の件、
「うちの子はならなかったから接種しなくていいや」
なんて言っていると数十年後に、成人したお子さんや、お孫さんに
「あの時きちんとうってくれていれば」
と恨み節を聞かされかねませんよ。


明日はわが身、急いで受付しにいきましょうね。

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